じぇにじぇ日記

日々徒然なるままのあれやこれや。

「ダメ」の理由

子どもから「○○していい?」と
許可を求められると
自分はそんなに普段彼らを管理しているのだろうかと反省することがある。
ダメダメと言っているのだろうか。

言ってるかも。
あまり考えずとりあえず「ダメ」と。
今までそうしてきたから
自分はそうしてきたから
そんな基準でダメとかイイとか言ってるかも。

今度から子どもに
「○○していい?」と聞かれたら

とりあえず

Why not?
どうしてダメなの、いいんじゃない?

と心の中で言ってみてから
必要なら
「ダメ」の理由を挙げてみたらどうかな?



例えば
子どもがパジャマを着ない。
裸で寝たがる。

「ダメでしょ。着なさい」じゃなくて
「Why not? なんでダメなの
別にいいんじゃない?どうぞ」

外国では裸で寝る人けっこういる
誰にも迷惑かけない
本人が気持ちいいんだし
どうやって寝たいかは本人が決める
「なんでダメなの?いいんじゃない?どうぞ」



縛りは少ない方がいい。
したいようにさせてやろう。



思えば若い頃
アメリカの高校生活は戸惑う事ばかりだった。


中でも「なんでダメなの?」
が多いことに戸惑った。
自分は「ダメが前提」になってることに
愕然とした。


基本してよくて所々「ダメ」のルールがあるアメリカの高校生活
基本はダメ、殆ど「ダメ」ばかりの日本の学校

私は急に広い所に放された魚のように
どぎまぎしていた


アメリカ人が
Why not?と言うときに
いちいちダメな理由を聞いている意識は
ないと思うけど

「したらいいんじゃない?どうぞ」の表現が
「なんでダメなの?」なのには
深いものがあるように思えた。


いろいろ子どもにしていいかと聞かれたら
大胆にゴーサインを出そう。
まず心の中でゴーサイン。

必要ならそのあとで
ダメな理由があるか考えてみよう。


たいていのことに
ダメな理由なんかない。


ここは日本だからとかいう理由はナンセンス
自分は日本人はだからってのももっとナンセンス


枠から出て考えよう



なんでダメ?
ダメの理由なんて
そんなにないでしょう。

Why not? Go right ahead.

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