じぇにじぇ日記

日々徒然なるままのあれやこれや。

飛び石の向こうに

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川のあちら側に行きたい。
黄色い花が咲いているでしょう。

あちら側に広がる穏やかな初夏の風景。



川は浅そうでなかなかどうして
歩いては渡れそうもない。

どうしようか。


飛び石があると聞いたから
まずはそこまで行ってみよう。

あった。
飛んでみよう。

ひとつふたつみっつよっつ

おお
今までにない川幅
案外水も速い。

足がすくむ。

でも飛び石を頼りに

ひとつふたつみっつよっつ


有り難いことに

私が川を渡る必要がある時
いつも「飛び石」のような人がいて
私の足元を支えてくれる。

水が速くても
川幅が広くても

ひとつふたつみっつよっつ

飛び石を飛んで

川のあちら側に渡ってみせる。

渡るのはー
飛び石を飛ぶのは
それ自体楽しい。

飛び石の向こうに
川の向こう側に
咲いている黄色い花をひとつ手折りたい。

そう思いながら

ひとつふたつみっつ