じぇにじぇ日記

日々徒然なるままのあれやこれや。

大雨の西日本。そのあとで。

今日からはカンカン照り。庭に水やり。
何日か水に怯えていたのが嘘のよう。
私の無駄に発達した想像力は良い想像に使えとアドバイスをもらう。もっともな話だ。

昨日は何日も雨の心配したあとで、ほっとしたところにまた地震が来て、その瞬間に私が考えたのは映画「ワールド アパート」の一場面。アパルトヘイト廃止前の南アフリカ。白人活動家の女性が警察に何日も(何ヵ月も)拘束されていてやっと釈放されて、外の公衆電話から家族に電話をかけているところに警察が来る。また別の容疑で。その時の彼女の絶望とも言える落胆の感じ。「また90日の拘束!」
昨日は揺れたとき、揺れはけして大きいものではなかったが、私の脳裏をかすめたのは30年ぐらい前に見たこの映画のこの場面だった。

揺れることにも慣れるんだろうか。
いつか来るとわかっている巨大地震
父は十年ほど前に逝った。そのときは七十なんて若すぎる!と思ったけど、こんなことや滅茶苦茶な政治を見ないで逝ったのはよかったのか?
どの時代に生まれてもその時代の苦しみがあるとは言え。

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